シュメールの粘土板に残された「バベルの塔の建設命令」
1. 創造主の座に座ったネフィリム
エノク書などの古代文書によれば、普通の人間よりはるかに知能の高いネフィリムと呼ばれる存在がいました。彼らは天の知識を地上にもたらし、自らを神と称し、古代文明を築きました。大洪水が地を覆ったとき、一部は高地で生き残り、水が引くとすぐにシュメールの平野に下りてきて技術を復元しました。シュメールの遺跡で見つかった厚さ3mもの巨大な泥の層は、二つの異なる文明を分けた洪水の、強力な証拠です。2. シュメールから送られたバベルの塔の建設命令
何千年も前のシュメールの粘土板には、ウルク第2代の王エンメルカル(聖書のニムロド)が近隣の王に送った実際の外交書簡が残っています。彼は「金と銀と宝石をただちに持ってこい」と命じ、それを使って「天高くそびえる大きな塔を完成させよ」と圧力をかけています。これは、バベルの塔の建設が伝説ではなく、近隣諸国に負担を強いて綿密に計画・実行された現実の国家事業だったことを示しています。この書簡は、当時の人々が一つの言語を話していたことも示しています。3. 神によって分けられた言語
シュメールの文書には、全人類が一つの言語で神々を讃えていた黄金時代が記録されています。聖書は、人間の高慢のためにその言語が多くに分けられたと言い、シュメールの文書には、散らばった言語が再び一つになるようにと願う力強い祈りが含まれています。方向は逆に見えますが、二つの記録は「人類の最初の言語は一つだった」という同じ核心の真実を共有しています。しかもシュメール語は、周辺のどの語族とも関係のない、独特の「孤立言語」です。これは、バベルの出来事のあとに言語が人為的に切り離されたことの強力な証拠です。
4. ギルガメシュがノアを探しに行った理由
バベルで言語が分けられると、人々は世界中に散らばり、ネフィリムが伝えた高度な知識は断片になってしまいました。この知識の喪失のあと、死を恐れた第5代の王ギルガメシュは、洪水の生き残りであるノア(ウトナピシュティム)を自ら探しに行きます。これが最古の偉大な文学作品、『ギルガメシュ叙事詩』の核心です。
ノアは洪水のあとさらに350年生きたので、第5代の王ギルガメシュにとっては、永遠に生きる人のように見えたのかもしれません。
聖書に記録されたバベルの塔と洪水が、シュメールの粘土板にも現れるのは、実に興味深いことです。