幽霊は存在するのか? 実験でわかったこと
最先端の装置でも見つからなかった証拠
現代科学は、宇宙の果てのブラックホールを撮影し、目に見えない原子や電子、さらには「幽霊粒子」と呼ばれるニュートリノまで検出できます。時空そのもののさざ波である重力波をとらえる驚くべき装置まであります。それなのに、科学的に検証された幽霊の物理的証拠は、一つも見つかっていません。
賞金があっても、幽霊は沈黙した
超能力を証明できた人に莫大な賞金を出すコンテストがありました。ジェームズ・ランディ教育財団の「100万ドル超常現象チャレンジ」などです。数えきれない霊能者や霊媒師が挑戦しましたが、科学者の厳しい管理と精密な装置のもとでの公式テストに合格した人は、一人もいませんでした。「幽霊体験」の背後にある脳科学
自分の内側から別の存在が話しかけてくるような不気味な感覚は、解離かもしれません。耐えがたいトラウマから自分を守るために、心が自らを切り離す防衛機制です。幻聴もあります。脳の知覚システムの誤作動で、自分の考えが他人の声として聞こえてしまうのです。
啓示のように感じられるものは、「神経学的な暴発」かもしれません。激しい宗教的没入や催眠の中で前頭葉のコントロールがゆるみ、無意識が噴き出してくるのです。
そして疲れやストレスで脳の側頭頭頂接合部(TPJ)が誤作動すると、まるで誰かが部屋に一緒にいるような、強い「気配」を感じることがあります。